2024年 インフルエンザワクチンの予防接種について
2024年度のインフルエンザ予防接種は終了致しました。
インフルエンザワクチンに関するQ&A
Q.ワクチンを接種するとインフルエンザにかからなくなりますか?
ワクチンの接種により発症を減らす効果(感染はしても症状が表に出てこない人を増やす)や、重症化の予防効果があります。
Q.ワクチンはどこで打っても同じ物ですか?
ワクチンはその年にどのウイルスの型が流行するかを国が予測して、毎年製造されています。ですから日本全国どの医療機関で接種しても、効くウイルスに違いはありません。
当院では医療用冷蔵庫に保管し、ワクチンの厳重な保温管理に務めております。
Q.ワクチンはいつ頃接種したら一番良いですか ?
インフルエンザの流行期は毎年少しずつ変わりますが、おおよそ11〜12月に流行が始まり、1〜3月にピークを迎えます。ワクチンの効果には個人差がありますが、だいたい2〜4週間で抗体が出来るとされています。
ワクチンの効果は5〜6ヵ月間ですので、毎年流行シーズン前に接種することが望ましいでしょう。
13歳未満のお子様は2回接種が必要です。
Q.インフルエンザにかかった時、特に気をつけなければならない人はいますか?
乳幼児や高齢者の方は重症化するおそれがあります。
そのほか慢性呼吸器疾患(気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患など)、慢性心疾患(狭心症、陳旧性心筋梗塞など)、糖尿病、腎機能障害、免疫機能不全(ステロイド内服、抗がん剤免疫抑制剤使用後など)の方。ワクチン接種だけでなく日頃から予防対策を積極的に行いましょう。
参考文献
第一三共株式会社インフルエンザ情報サイト
インフルエンザ診療マニュアル2013-2014年シーズン版(日本臨 床内科医会インフルエンザ研究班)